終活といえば、どんなイメージがありますか?
家族に迷惑をかけないために生前に自分でできることをやっておく…といった感じではないでしょうか。
だったら、一人暮らしなら終活はいらないんじゃないの?と、思われがちかもしれません。
でも、実際はそんなことはなく一人暮らしでも終活が必要な理由はいくつかあります。
これからAMOTOに協力いただけることになった青石吉司氏は、サファイア経営法務行政書士事務所で終活関連の仕事に携わるプロです。
そこで今回の記事では、同事務所のホームページより引用させていただきながら、一人暮らしの方にも終活が必要な理由をご紹介させていただきます。
孤独死してしまう場合も想定しよう
孤独死とは、一人暮らしの方が居住していた住居などで誰にもみとられることなく亡くなることです。死にいたる原因はさまざまですが、誰かに助けを求める間もなく亡くなるため、気づかれるまで時間がかかる場合もあります。
孤独死の場合は、遺品整理も問題となります。大切な書類や財産など、重要なものがあったとしても、誰かに伝えることが難しい場合があります。家族の方に残すべきものがあっても整理が付いてない場合、探し出すことは一苦労です。
孤独死をする方の多くは、一人暮らしの高齢者です。このような孤独死によるさまざまなトラブルを避けるためにも、おひとりさまの方こそ終活が必要だといえるでしょう。
一人暮らしだからこそ、孤独死のリスクがある…。
確かに言われてみればその通りですが、孤独死のリスクに対応するために終活が必要だという視点はなかったのではないでしょうか?
一人暮らしの人だからこそ、自分が死んでしまった後に迷惑をかけないよう、孤独死のリスクに備えておく…ということが必要かもしれません。
一人暮らしは家族が同居していない
元気で体が動くうちは、おひとりさまでも生活に支障はないでしょう。しかし病気や怪我で動けなくなった場合、おひとりさまでは誰かに頼ることが困難なときもあります。頼れる家族がいたとしても、遠方にいる場合などは身の回りの世話をしてもらうことは難しいでしょう。いまは元気でなにも問題がないとしても、いつ病気や怪我で動けなくなるかわかりません。認知症のために、自分の意志を伝えられなくなることもあるでしょう。元気なうちにこそ、老後の医療のことや自分の葬儀のことなどを決めておくことがおすすめです。
家族が一緒にいない一人暮らしだから、自分でできるうちにやっておく。
これも言われてみれば至極当然のことですよね。
確かに人は生きている限り突然死んだり怪我をしたり、認知症になったりする可能性はいつでもあります。
そのため、自分でできるうちにできることはやっておきたいですね。
自分でできるうちにやれることをやっておく
一人暮らしでも終活が必要な理由は少し考えただけでもこれだけ出てくることがわかりました。
基本的な考え方は、一人暮らしだからこそ自分でできるうちに自分のことはやっておく…ということですね。
でもやっぱり終活となると遺品や遺産のことが絡んできます。そういうことを自分ひとりでやるのもやっぱり不安ですよね。
餅は餅屋と言いますから、そんな時こそ終活のプロに頼るのが良いのではないでしょうか。
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