田舎の暮らし

自然農とは何か?24年目の高内実氏が自然農の極意を語る動画

健康志向が高まりつつある昨今、注目を集めているのが有機栽培の農作物。
農薬を使わずに育てた野菜を食べたい…そんな風に考えている人は多いと思います。

 

とはいえ、スーパーで流通している農作物はほぼすべてが農薬を使って育てたもの。
都市部で生活していると有機栽培の農作物を買えるところも少なく、売っていても高価なのでなかなか手が出ません。

 

健康を気にするなら、もう地方に移住して自分で作るしかないという発想になってきます。
そんな風に考えている方に注目していただきたいのが「自然農」という農業スタイルです。

 

今回の記事では、自然農歴24年目になる高内実氏をご紹介しようと思います。
まずイントロダクションとして高内氏が自然農の極意について語っている動画をご覧ください。

 

 


24年目の自然農が語る極意とは?

 

自然の循環を阻害しない…これぞ極意だと高内氏は語ります。
確かに言われてみれば当然のことかもしれません。

 

農作物も…そして私たち人間も含めて、この地球という惑星の上で活動する生命は、すべてこの星の一部として生きているわけです。
この星の生命の流れを、勝手に人間の都合で切ったり貼ったりするからおかしなことになる…というのは腑に落ちる話です。

 

そもそも私たちは科学という”宗教”を信仰するあまりに自然の力や恵みをあまりにもないがしろにしていないでしょうか?

 

科学といえば、マクロの世界…すなわち天文学においては途轍もない数の銀河や太陽系外惑星を発見するにいたっています。
地球と似た環境があるとみられる惑星も、地球からわずか11.9光年のクジラ座タウ星系で発見されました。

 

ミクロの世界においては量子が突然消えたり現れたり、時間の概念を無視した動きをしたり…。
物質を超えた世界があることが示唆されており、まさに唯物論が間違っていたことがはっきりしつつあるのです。

 

科学が進歩すればするほど、科学で説明できない宇宙の姿、神の姿が見えてきているわけです。
現代人の犯した大きな間違いは、この科学という”宗教”…すなわち人間の力で自然を支配できると勘違いしてしまったことです。

 

人間の力などちっぽけなもの。雑草が生えたら除草剤を撒く、虫が出たら殺虫剤を撒く…。
所詮はこんな子供だまし以下の対症療法しかできないのです。人間が自然を支配するなどまったくもって恐るべき誤謬です。

 

 


除草剤は戦争で使われた「兵器」です。

そもそも日本の農業で使われている除草剤を作っているのはモンサント(現在は”バイエル”に名を変えています。)という企業です。
このモンサントという会社、実はあの悪名高い「枯葉剤」を生産していた会社です。

 

枯葉剤といえば、ベトナム戦争においてアメリカ軍がベトナムの大地に無慈悲に撒き散らした化学兵器です。
これが撒き散らされた結果、ベトナムでは奇形児が沢山生まれることとなりました。体が一つにくっついてしまった双生児のベトちゃんドクちゃんはあまりにも有名です。

 

枯葉剤を生産していた、このモンサントという会社はベトナム戦争後に”除草剤”を売り出しはじめました。
これが1974年に発売されたラウンドアップという製品です。地方にお住いの方はテレビCMを目にしたこともあるのではないでしょうか。

 

このラウンドアップの主成分はグリホサートというもの。
2015年には世界保健機関の下部組織・国際がん研究機関がグリホサートは猛毒を含んでおり「おそらく発がん性がある」と発表しました。

 

なんとも恐ろしい話ですが、これが歴史の真実です。
こんなものを私たち日本人は農作物を育てるために使っているのです。

 

こんなことを私たちの子の世代、孫の世代までつづけてよいものでしょうか?
今こそ自然の力に逆らわず、むしろこの星の力に頼ってわたしたちの暮らしを見直す時ではないでしょうか。

 

 


高内実氏が主宰する「瀬戸内まいふぁーむ」とは?

高内氏は自然農24年の経験を生かして、自然農を実践しようとする人にそのノウハウを教える「瀬戸内まいふぁーむ」を主宰されています。
もしもあなたが農薬を使わない農業をやってみたい、家庭菜園をやってみたいと思うなら高内氏に教えを乞うのがよいかもしれません。

 

ぜひ「瀬戸内まいふぁーむ」のホームページだけでも覗いてみてはいかがでしょうか。

 

瀬戸内まいふぁーむ

 

 

 

 

コメント

    • 深井 友子
    • 2022年 7月 26日

    ありがとうございます。

    若い方がネットを通じこうして貴重な事実を発信して下さりありがたいでず。
    私は子育て中に有吉佐和子さんの紀ノ川にてを読んだり、テレビのコマーシャルのハムを食べた時、子供達に食べて欲しくなく試行錯誤して来ました。
    後何十年かしたら世も変わるものと微力ながら応援しています。

    石川県の神谷 そうへいさんも嬉しかった。

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